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3人の王子~イケメン高校生の虜に~
第1章 突然の出会い

「ひな~!次移動だよ!早く行こ!」

親友の朱音が話しかけてきた。

『あ、ほんとだ。早く行かなきゃ。』

前の授業で爆睡していたせいで何も準備してないや。
急がなきゃ。

「はやくはやく!」

『ごめんごめん、よし、行こ!』

朱音と一緒に廊下を走る。次の授業が始まるまで3分しかない。
朱音は中学の時、陸上部だったからすごく足が速い。

『ちょ、待って、はや、、、』

ドンッ

『った、、』
「いってぇ、、」

誰かにぶつかってしまった

『あ…!ごめんなさい!!大丈夫ですか、………っ///!?』

「っ、大丈夫!こっちが見てねかったのも悪いし…っ!//」

びっくりした。だって、ぶつかった人…ものすごくイケメン。茶色い髪に色の白い肌。間違いなく国宝級だよ。

『ほ、ほんとごめんなさい!』

よりによってこんなにイケメンさんにぶつかっちゃうなんて、、

「いやいや、気にすんな!」

気にすんなって言われても…

キーンコーン…

あ、やば、チャイムなっちゃった!

『あ、あの!本当にごめんなさい!授業あるので、それじゃ!』

「あっ、、!」


________________


授業に遅刻しちゃったけど、先生がまだ若くて優しい先生だったから助かった。
あのイケメンさんは授業大丈夫だったかな、、申し訳ない。

「ねぇねぇ、ひな、この学園の3人の王子って知ってる?」

朱音がいきなりわけのわからないこと聞いてきた。

『なにそれ?』

「この学園の中でのトップ3人のイケメンのことだよ!すごい人気で、学園中の女子がキャーキャー言ってるんだよ。」

入学して3ヶ月たつけど初めて聞いたよそんなの。

『ふーん、興味ないや。』

「ええ!?なにそれ、ひな、おかしいよ」

そんなこと言われても

『とか言って、朱音は彼氏のことしか頭にないでしょ?』

「まぁ、そうなんだけど笑 あ、この間ね、デートに言った時に…」

自分も興味ないんじゃん笑
あーあ、またノロケ始まった、、、。

それにしても学園の3人王子か。変なのもあるんだな。

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