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キミを愛シテ溺れてる
第4章 *キミを愛シテ溺れてる 2

風子の腰に手を当てて体を寄せてキスをした時、インターホンが鳴って現実に引き戻された。

気持ちを切り替えて、玄関の向こう側にいる海田と大地を出迎える。

「二人共、いらっしゃい」

「お邪魔しまーす!ソラくんの家、久しぶりに来たけど相変わらず物少ないね」

「おれも久しぶりだわ。仕事で忙しくて遊びに来れなかったからなー」


「あ、風子ちゃんはもう来てるんだね。ラブラブしてるところを邪魔しちゃったのならごめんね」

付き合ったことを教えてから大地はニヤニヤとした顔でからかってくる。

でも風子がこのメンバーに戻ってきて、俺と結ばれて嬉しいと喜んでくれていた。

噂好きで落ち着きがないけど、風子を取り戻して来てっと言って背中を押してくれた大地には感謝している。

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