この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
キミを愛シテ溺れてる
第4章 *キミを愛シテ溺れてる 2

カイロを風子の手のひらに置いてもう片方の手で挟ませてから俺が両手で包んだ。
すると、「すごく温かい」っと言ってにっこり笑いかけてきた。

もし両思いだったら今この時はもっと幸せに感じていたんだろう。

早く過ぎる時間も穏やかに流れて、この手に伝わる温かさと同じ熱が心にも届いて……。


「ねえ、乙羽さん。……今まで生きてきて幸せだった?」

「え?いきなりなんですか。深刻なことを聞いてきて」

「いや、なんとなく聞きたくなって」


「変なことを聞きますね。うーん……。颯太と別れた時はすごくつらかったです。
輝いて見えていたものが真っ暗くなっていくように感じて、自分の全てを拒絶されたみたいで生きているのがつらかったです。だけど……」

/569ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ