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キミを愛シテ溺れてる
第12章 王子様の嫉妬が甘くて激しい愛に変わる時


「えっ……?はい……。んんんっ……」


首を横に向けるとキスで口を塞がれて目を閉じてしまうほどの甘い刺激に蕩けていく。


体を触られていると、して欲しくなるから唇を重ねてもらえて嬉しかった。


もっと、もっと感じたいのに離れていくのが名残惜しい。



「今の風子、とろんとしてすごく可愛い顔になってる。その顔も俺にしか見せちゃダメだから」


きっと、大学生活をしている間、秋に……、いや、他の男全員にこの顔を見せるなと遠回しに私を縛っているんだろう。


快楽に溺れてしまって「もちろんです」っと声にする余裕もない私はこくんと小さく頷く。



キスもたくさんしたいけれど、ベンチの上に体を横にしてするわけにはいかないからこのまま後背位でするつもりなんだろう。


それもそれで悪くないと思えて「ちょうだい」っと尻を突き出してしまい、腰を掴まれて十分に大きくなっている肉棒を充てられるとこれからやってくる快感に期待してしまう。


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