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ずっと傍に……
第1章 プロローグ
一目ぼれだったと思う。
見た瞬間に、身体が熱を持ったように疼いてドキドキが止まらなかった。
別にカッコいいわけでもない。
どちらかというと草食系男子に近いかもしれない。
ナヨナヨとしていて女性に人気がないような…
それなのに、私は目を奪われ、心まで奪われた。
それは、桜が満開に咲き誇る頃
私が高校2年になったと時
この学校に赴任してきた
化学の先生だった
「先生はお化けとか宇宙人とか信じてますか?」
ある授業の時、誰かが先生に質問する。
「お化けに宇宙人ですか?…僕は信じますよ。目に見えるものだけが真実ではありません。…全てを我々が理解していると思うのは我々の驕りであり傲慢な考え。この世にはまだまだ未知数な、普通では考えられないようなことがたくさんあります。これから先、キミたちは色々な不思議なことに遭遇するでしょう。その時は『あり得ない』ではなく、それを受け止めて欲しいと思います。そこから未来は広がっていくのだと知っていて欲しいと思います」
その言葉が、死ぬまで胸に残っている…
見た瞬間に、身体が熱を持ったように疼いてドキドキが止まらなかった。
別にカッコいいわけでもない。
どちらかというと草食系男子に近いかもしれない。
ナヨナヨとしていて女性に人気がないような…
それなのに、私は目を奪われ、心まで奪われた。
それは、桜が満開に咲き誇る頃
私が高校2年になったと時
この学校に赴任してきた
化学の先生だった
「先生はお化けとか宇宙人とか信じてますか?」
ある授業の時、誰かが先生に質問する。
「お化けに宇宙人ですか?…僕は信じますよ。目に見えるものだけが真実ではありません。…全てを我々が理解していると思うのは我々の驕りであり傲慢な考え。この世にはまだまだ未知数な、普通では考えられないようなことがたくさんあります。これから先、キミたちは色々な不思議なことに遭遇するでしょう。その時は『あり得ない』ではなく、それを受け止めて欲しいと思います。そこから未来は広がっていくのだと知っていて欲しいと思います」
その言葉が、死ぬまで胸に残っている…