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ずっと傍に……
第9章 ふたりの反応…
「陽葵…毎日でも陽葵の中に僕を入れて陽葵を感じたい。何度も何度も僕ので貫いて僕以外を見ないように…誰の目に触れさせないように僕の家に縛り付けていたい…。言いましたよね。僕は独占欲が強いと…それでも我慢してるんです。だから陽葵も…我慢してください。」
対向車線を車が通るたびにヘッドライトが友紀也の顔を照らす。
苦痛に歪む顔が愛おしい。
そんなにも思ってくれていることがうれしくて、できない事だと分かっていても友紀也に全てを縛られても良いと思う。
「友紀也…私の事…好き?愛してる?」
「愚問ですよ。愛していないはずがない。愛しすぎて苦しい程です」
即答する友紀也に抱き付いた。
「私も友紀也の事愛してる。縛られてもいいと思うぐらい愛してる…」
「知っていますよ。陽葵の愛は伝わっていますからね…そろそろ帰りましょうか…親御さんが心配するでしょうし、遅くなると門限が厳しくなりますよ」
「…はい…」
私が離れると友紀也は車を発進させた。
それでも、繋がれた指が離れることはなかった。
お互いが一秒でも長く繋がっていられるように、別れるギリギリまで触れ合っていた。
対向車線を車が通るたびにヘッドライトが友紀也の顔を照らす。
苦痛に歪む顔が愛おしい。
そんなにも思ってくれていることがうれしくて、できない事だと分かっていても友紀也に全てを縛られても良いと思う。
「友紀也…私の事…好き?愛してる?」
「愚問ですよ。愛していないはずがない。愛しすぎて苦しい程です」
即答する友紀也に抱き付いた。
「私も友紀也の事愛してる。縛られてもいいと思うぐらい愛してる…」
「知っていますよ。陽葵の愛は伝わっていますからね…そろそろ帰りましょうか…親御さんが心配するでしょうし、遅くなると門限が厳しくなりますよ」
「…はい…」
私が離れると友紀也は車を発進させた。
それでも、繋がれた指が離れることはなかった。
お互いが一秒でも長く繋がっていられるように、別れるギリギリまで触れ合っていた。