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ずっと傍に……
第26章 道しるべ…
みんなのお陰で浮上していた気持ちも、ここ最近は下降し始めていた。
四十九日も無事にすませ、前に進まないといけないのに私だけは後退している。
ユキが傍にいてくれたおかげで、友紀也が亡くなったことはどこか他人事で、夢の中にいる様な感じだった毎日が、四十九日というイベントに現実をつきつけられ、友紀也が亡くなった当時と同じ様にもがき苦しんでいた。
やっぱり友紀也は死んだ。
やっぱり友紀也はこの世にはいない。
やっぱり友紀也の傍に逝きたい。
と思うようになっていた。
だから益々ユキに依存する。
また現実逃避したくて、今日もユキに抱かれ乱されて全てを忘れようとする。
その私の心を理解してくれるユキも私が満足するように、それとも自分も現実から逃げたいのか一緒になり荒れ狂う。
「ハァ…陽葵…陽葵っ」
キスの合間から陽葵と呼ぶ声が私を狂わせる。
ユキの唇が離れ首筋を這いながら、いつの間にか露らになった胸の蕾に触れた。
「ハァァン…」
触れられただけで快感は駆け巡る。
四十九日も無事にすませ、前に進まないといけないのに私だけは後退している。
ユキが傍にいてくれたおかげで、友紀也が亡くなったことはどこか他人事で、夢の中にいる様な感じだった毎日が、四十九日というイベントに現実をつきつけられ、友紀也が亡くなった当時と同じ様にもがき苦しんでいた。
やっぱり友紀也は死んだ。
やっぱり友紀也はこの世にはいない。
やっぱり友紀也の傍に逝きたい。
と思うようになっていた。
だから益々ユキに依存する。
また現実逃避したくて、今日もユキに抱かれ乱されて全てを忘れようとする。
その私の心を理解してくれるユキも私が満足するように、それとも自分も現実から逃げたいのか一緒になり荒れ狂う。
「ハァ…陽葵…陽葵っ」
キスの合間から陽葵と呼ぶ声が私を狂わせる。
ユキの唇が離れ首筋を這いながら、いつの間にか露らになった胸の蕾に触れた。
「ハァァン…」
触れられただけで快感は駆け巡る。