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ずっと傍に……
第27章 舞い降りる奇跡…

「アアッ…入れて…ユキ」

ユキに誘導されながら懇願すると、満足そうに微笑んで、私の両足を広げた。
何も言わずに雄々しく立ち上がっているモノをワレメにあてがい、ゆっくりと腰を沈めて私の中にはいってくる。
相変わらず入る瞬間が気持ちよくて吐息が漏れる。
それを聞きながらユキは一番奥深くまで沈めた。

「相変わらず、陽葵の中は温かい…ずっと入っていたいほどに…」

うっとりとするユキに見惚れてしまう私…
もう何度ユキに抱かれただろう。
数えきれないほどユキに抱かれ寂しい夜を過ごしてきた。
それでも最近は抱かれる回数が減ってはきている。
それはきっと私の心が落ち着きはじめているからだと思う。
小林先生と話をしてから、少しずつ…本当に少しずつだけど未来を考えるようになっていた。

「動きますよ…考え事する余裕がない程に…」

考え事をしていると直ぐに見抜くユキは、意地悪な顔をして見下ろしていた。

「いいよ…ユキの好きなようにして」

そう…
そしてエッチをする意味も変わり始めていた。
全てを忘れて狂うためではなく…ユキの好きなように…

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