この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
もう私、生徒じゃない
第9章 真実ひとつ、隠し事ひとつ
私は事の成り行きを先生に説明した。

でも、電車に乗ってからの出来事だけ。

滝野先生とのことは話していない。

途中で送られてきた動画のことも伏せた。



嘘はついていない、隠し事はあるけれど。



そう自分に言い訳してみせるが

結局の所、私は先生に

滝野先生とのことがバレるのが怖かったんだ。

嫌々だったとはいえ

気持ちいい、心地よいなんて思っている自分が

とても汚い子に思えて。

高橋先生に汚い子だなんて思われたくなくて。



来週の水曜も行かなくてはいけないんだろう。

ここで高橋先生に話せば助けてくれるかも知れない。

でも、高橋先生に知られたくない気持ちと

天秤にかけたら簡単にそちらへ傾くのだ。



黙り込んだ私を見て話を終わりだと判断したのか

高橋先生が立ち上がる。

不安になって見上げると目が合った。

約2週間ぶりに見た先生の瞳は

吸い込まれそうなほど綺麗な瞳をしていた。
/110ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ