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ひとりエッチ
第3章 平凡な日常に求めることは

わたしの朝は主人とナツのお弁当作りから始まる。

主人のは、お弁当箱の6割にご飯を盛って、梅干しを真ん中に置く。
ナツのは小さめのおにぎりを3つ作ってふりかけをまぶす。
おかずには甘めの卵焼きとタコさんウインナーを焼いて、昨晩の残り物のおかずのコロッケときんぴらチンして、ブロッコリーの塩茹でとミニトマトいれたらはい、完成!

主人のお弁当箱にまだ余白がありそうなので、鮭でも焼こうかと冷凍庫をあさっていると

「おーはよっ」

上機嫌の主人が背後からわたしの胸をまた鷲掴みにしてきた。

「いっっ…」

痛みに思わず声が漏れた。

「ん?どしたの?」

主人が手の力を緩めて心配そうに聞いてきた。

「根元が…切れてるみたい」

「えっ?!!!ごめん、知らなかった………
激しくしちゃったかな…ほんと、ごめん」

ものすごく、申し訳なさそうに主人がわたしの事をみてくるので、なんだか悪い気がした。
だって、この傷は主人とした事で負ってしまったものではないからだ。

「大丈夫だよ!2、3日もすれば治るから!」

切れるくらい弄ってしまった昨夜の自分が恥ずかしい。

「オロ○インとか効くか?」

そう言って、薬箱の中を探る主人。

「だっ、大丈夫だって〜!自然に治るから、ね!」

「でも、2、3日も痛いんだろ?…辛いだろ?」

「大丈夫だよ!我慢できない痛みでもないし、とりあえず馬油塗っとく」

それでもまだ心配そうな主人をテーブルに誘導した。

「ほら、もうできてるから、早く食べてね♡」

大好きなあんこトーストが目に入ると主人はやっと椅子に落ち着いた。心配そうな表情が喜びの顔に変わりホッとする。

「ナツおこしてくるから、食べてて」

「うん」

主人の過度な心配は嬉しかったけど、それよりも、しばらく自慰できないという落ち込みがきてしまった。

濡れたパンティーの冷たさで目覚めた朝だったから。
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