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第2章 彼女

彼女と出会ったのは半年前


朝の満員電車の一番後ろの車両の入口側

比較的空いているこの車両で
いつも難しい資料に目を通している




どこからどうみても仕事のできる女



一瞬で目を奪われた



一目惚れ？




そんなの信じてなかった











彼女に出会うまでは







自分でいうのもあれだが俺はモテる




有名私立高校のこの制服とこの容姿





実は朝早いこの電車を選んだのも、ゆっくりり一人になりたかったから



他校の女子からの告白


メアド交換の誘い




ぶっちゃけ、遊んでた時期もあったけど面倒





健全な男子高生ですから、やりたい時もある


でも高校生のガキにはもう手をださない



束縛とか正直面倒



一回寝ただけで彼女？



ありえない・・・



それから必要な時だけ後腐れ無い大人のお姉さんと



容姿のおかげで女には困らない




まさか俺が誰かを本気で欲しいと思うなんて