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年の差なんて関係ない
第6章 再会
いつものように同じ電車に乗る

彼女に会えるんじゃないかとわずかな期待をしながら


はぁ・・・

いるはずないよな・・・




「よぉ! 早見! 元気ないなぁ。お前最近、女と遊んでないんだって?さみしがってたぜ奈美が!」



「奈美?」



誰だ奈美って・・・どうでもいいし

「お前本当に女の名前覚えないだなぁ。彼女とか欲しくないわけ?」


「佐々木っ・・・お前彼女に会いたいって毎日思うか? 抱きたいって思う?」

「らしくねぇなぁ 早見。 もしかして恋に落ちた!?」



「・・・恋?」


「わかんねぇけど。お前が女に会いたいとかって・・・それってマジなんじゃねぇの?」



「俺が…・・・彼女を好き・・・?」


「早見をマジにさせる女ってどんなタイプ?今度俺にも紹介してよ?可愛い子?どこで知り合ったの?」



「なぁ…・・・名前も知らない女を抱きつぶして中出ししままくって。その女が俺の事おいてホテルから帰っちまったんだけどなんでだと思う?」




「お前が置いてかれたの?マジかよ!?しかも中出しとか勘弁・・・あっ!俺の彼女デキてなかったんだよねぇ♪まじびびったわぁ。てか・・・お前が中出しとかマジな女?告った?」



「・・・・。」


「マジかよ!!やっただけ?それなら彼女、遊ばれたと思ったんじゃねぇの?つぅーか好きっていう自覚なかったの?」


「・・・・・」



「早見、今まで本気で好きになったやついなかったの?本気で傍にいたい!守りたいって女」



「・・・女はやるだけのものだと思ってた。でもおかしいんだ!最近彼女のことばかり考えちまう」



「それって、もう好きってことじゃねぇの?」



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