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毒蜜
第1章 花の匂いに誘われて



コンクリートで塗り固められた部屋


そこに錆びた鉄檻を置かれ
『ここ』はまるで監獄


誰が造ったのか分からないけれど


毎日自分達が性処理する為に
知らない男達がやってくる


「おい、これをつけとけ」

「う…、うぅん…ふぅん…」

「上にはどうせ聞こえないが、
雌猿にお似合いだ」


口へ装着された猿轡に

精神を恐怖で支配され


「雌猿が。これを
ぶちこんで欲しかったか?」

「…っ、うぅん…ふぅ…!」


後背位から犯され出すと

首輪から伸びた鎖が檻とぶつかり

激しい律動と共に耳障りな音を立てる


性器は卑猥にグチュグチュと泡立ち


「汚い中へ注いでやるんだ。
感謝しろ」

「…う…っ、…んんぅ…」

「もっと尻を上げろ!」


命令口調で鞭を振るわれると

激しい痛みが背中へ走る


「…んんぅ…!」

「そうだ。
おい、欲しかったのはこれか?」


律動が止むと同時に
どぴゅっと中へ出された白濁の液


「っ、…うぅーっ…!」


悲鳴は惨めに今日も
誰の耳にも届かず殺される

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