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舞い散る花びら 
第6章 個人調教 
「うぅぅぅん・・・」 

ずいぶんぐっすりと眠った気がする。
身体が気だるく重く、目を開けるのが億劫だった。
やっとの思いで体を起こす。
自分がどこにいるのかもしばらく把握できなかった。
理事長室の奥、調教部屋の隅にあるベッドルームだった。
そうだ・・昨日散々ひどい目に合わされて最後に気を失ってしまったのだ。 
自分の身体を見ると、ガウンを着せられ、手錠はされていなかった。
ベッドサイドテーブルに水が置かれていたので、一気に半分ほど飲み干した。 


「お目覚めですか? ゆっくり休めたようですね。」

と氷川の声がした。 

昨日のことを思い出し、怯えた目で氷川を見た。

「昨日のことは、自業自得なんですよ。あなたが自分で招いたことなんです。
そんなことより、今日は1時間後にみなさんがこちらに来られます。
今後の調教の予定をお話になられますので、ご準備をなさってください。」 

そういうと朝食をテーブルに置き出て行った。

1時間後、氷川に調教部屋の応接コーナーに連れていかれ、さくらは床に座らされた。
裸にガウンのままという姿だったが、氷川からは着替えは渡されなかった。

理事長達が部屋に入ると、反射的にさくらは土下座をし、
「ご主人様、よろしくお願いいたします。」と小さな声で言った。

「さすが、厳しくお仕置きしただけあって、従順だなさくら」
理事長が満足気に言った。

「これからの調教だが、今日からは個人調教を始める。場所はこの調教部屋を使う
こともあるし、それぞれの指定した場所の場合もある。その時のご主人様の
指示に従いなさい。」
と理事長が言った。 

「こ・・・個人調教ですか?」
今一つ飲み込めないさくらは、不安げな顔をした。 

「私たちはそれぞれ得意分野や、好みがあるんですよ。私なら縄での緊縛・・とかね。
なので、それぞれの得意の調教をして、さくらさんをより従順でオールマイティーな
奴隷に育てようということです。」
と氷川が補足した。 

「それぞれ、仕事もあるからね、1人一週間ずづ君を調教する。
今日から1週間は小森君の担当だ。今は仕事でいないが夕方5時に
さくらの家まで迎えにくる。準備しておきなさい。」

(個人調教・・・不安だけど・・6人に寄ってたかってひどいことをされるよりは
マシなのかもしれない・・・)
さくらは感覚の麻痺した頭でそう思った。
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