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スグリ姫の試練(くすくす姫後日談・その3)
第5章 五週目
「「ごきげんよう、スグリ姫様」」
「ごきげんよう、ようこそお越し下さいました」

今日はスグリ姫は、レンブ妃のお部屋を訪ねておりました。
レンブ妃と十歳違いの第一皇女と第二皇女――双子のお姉様方が遊びにいらっしゃるので、お茶をご一緒しませんかと誘われたのです。
スグリ姫は体調があまり良くなかったのですが、お部屋でお茶なら大丈夫かな、と思ったのと、レンブ妃のお姉様方と自分が嫁ぐ前に仲良くなっておきたいな、と思ったのとで、お誘いに乗ることに致しました。

「初めましてですわね、スグリ姫様」
「この子の結婚式でお会いできるはずでしたのに、残念でしたわ」
お姉様方はそっくりな外見とそっくりなお声で、ユニゾンのようにお話になりました。

「姉様が熱なんか出されるから」
「あら、先に熱を出したのはあなたではないの?」
やいやい言い合う様子を見ると、お姉様方はほぼ同時に熱を出されたようでした。さすが双子です。
「スグリ姫様の婚約者様にもお会いしたかったのですけれど」
「レンブからお二人の出会いの素敵なお話を聞いて、楽しみにしていましたのよ」

スグリ姫はレンブったら何を話したのかしらと一瞬不安になりましたが、お姉様方が「ドラマチック!」とも「愛に翻弄!」とも言わなかったので、大丈夫そうね、と思いました。
「スグリお義姉様の婚約者様は、南の地出身の、とっても素敵な方なんですのよ」
レンブ妃がそう言うと、お姉様方は口々にお喋りし始めました。

「そうそう!そうなのですってね!」
「もう彼の地へは行かれたんですか?」
「いえ、まだ…伺えてなくって」
スグリ姫はお姉様方に答えながら、少しお腹が痛いかも、と思いました。

「私達、あちらに何度か旅したことがありますのよ」
「もう、随分前…今のレンブと同じくらいの年の頃ですけどね」
「あら、そうなのですね」
「お姉様達だけ行かれてたのね。いいわねえ」
スグリ姫は微笑んで答え、レンブ妃は口を尖らせました。

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