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あなたの性欲、全力サポート!
第2章 研修開始
「ただいま〜」
やっとたどり着いた我が家。
1日お疲れー。
今日は早くご飯食べて、お風呂入って、寝よう。
あ、課長からもらったマニュアルまだ読んでなかった。
あとで読まなきゃ。

望月さんがここに来たことを課長に話したら。
“どうせ下らない話するために来たのよ”
だって。
望月さんは課長が好きなの?
あんな美人だからナンパに来たの?

…なんて私には意味ないじゃん。
別に望月さんが誰を好きになろうが関係ないじゃん。
でも、何で、そんな考えになるの…?

“望月さんと如月さん、2人は近いうちに両思いになりそう”

西條くんがそう言うからだよ!
もぅ、頭がおかしくなりそう!!!!

あ、マニュアル読まなきゃ。
気分を切り替えるために課長からもらった冊子を取り出す。
ふむふむ。
だいたいのことは課長に聞いた通りだ。

朝は新人、生理者以外検診を受け、各担当部署の掃除から始める。
その後4時まで担当部署で雑務作業。
ってことはコピーやお茶係も間違ってない?
業務終了後は5時までサポートに向かう者はシャワー、メイクタイム。
この辺りは詳しく聞いてなかったな。
なるほど。

水色リボンに関して。
と言う項目を見つけた。
課長のことだ。
どんなこと書いてあるんだ?

各課長、常務、専務、副社長、社長により、いずれかの専属サポート試験に合格した者のみ認定証を発行、水色リボンの着用が認められる。
専属サポートに認定された場合、昇給の可能性あり。

給料アップ!?
それは嬉しい!
けど、好きでもない人とエッチはイヤ。
でもここにいる限りこれは避けて通れない道。

「ふぅ」
家事を全部終えて、ばふっとベッドに飛び込む。
今日だけでいろんなことがあったなぁ。
雑用係だと思ってた仕事は裏を返せば風俗だし。
望月さんはチャラ男だし。
課長とは女同士でしちゃったし…。
でも、柔らかくてすべすべな肌だったな。
どうしたらそうなれるんだろ?

正直、気持ち良かった。
また…。
はっ!何を考えてるんだ私!
ダメダメ!!
明日に備えて寝なきゃ!
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