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あなたの性欲、全力サポート!
第6章 新たな友情??
「最近、大輔と会ってるのか?」
「仕事忙しいみたいで…」
私は飲んでたカフェオレを置く。
「なら、好都合だ」
「好都合って?」
「大輔が忙しい間に聖をオレに夢中にさせてみせる」
この間の爆弾発言が有言実行になってしまったみたい。
ちょっと、それは…。

「あ、あの、私には大輔さんがいれば十分なので」
ヒロさんを傷つけないように断る。
「大輔忙しいんだろ?オレが大輔の代わりに聖の体も満足させてやるよ」
ニヤリとするヒロさん。

私の体を満足させるってことはヒロさんとエッチするってこと!?
そんなのダメダメ!
もしそうなったら大輔さんを裏切ることになっちゃう…。
ヒロさんは何を考えてこう言うわけ??
頭が混乱するー!!!!

「あっははははっ!」
ヒロさんが急に笑いだした。
何が起きた?
状況が分からないんだけど。
「お前、本当に素直だな」
「へ?」
「冗談だよ、冗談」
「冗談?」
「オレ、ガキ趣味じゃないし」
「ガキって、私、22なんですけど」
私は頬を膨らませて怒る。
「そうやってすぐ怒るのが、ガキなんだよ」
ガキで悪かったですね。
「ヒロさんだって大輔さんと同い年なんですよね?」
「オレは大輔と違って年上好みだからな」

「ヒロさんってそのカッコの方が似合ってますよ」
「聖がそう言うならあっちのカッコはやめるか」
私に言われたくらいであっさりやめなくても…。

「そう言えば、さり気なく私の名前呼んでますけど…」
「ん?だって、お前、聖って名前なんだろ?」
「そうですけど…」
大輔さん以外の男性に呼び捨てで呼ばれるのはなぁ。
イヤってわけでもないけどなんか…。

「大輔以外の男に呼び捨てで呼ばれたくないって顔してる」
「えっ!?」
「べ、別にそう言うわけじゃ…」
「呼び捨てで呼んでるからって付き合うわけでもないんだし」
「ま、まぁ…。私、ちょっとお手洗いに」
私は席を離れる。
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