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あなたの性欲、全力サポート!
第7章 ストロングガールとミステリーヒーローにサプライズ
大輔さんに会えない日が続いてる。
寂しいなぁ。

窓の外を眺めると、鳥が飛んでいた。
私も鳥みたいに羽が欲しい。
羽があれば大輔さんのいる場所まで飛んで行けるのに。

でも、久々に会えた時の喜びを考えると…。
いっぱい燃えちゃったりして?
えへへ。
顔がニヤけて来ちゃう。

「お腹空いたねー」
「早く食堂行こ」
「そうだねー」
周りの社員が話してる。

おっと、妄想はまた後で。
私もお腹空いたから早く食堂行こうっと。
「ねぇ、君、如月さんでしょ?」
歩き出そうとした時、2人組の男性社員に声かけられた。

見慣れない人。
どこ所属の人だろう?
「…そうですけど?」
一応返事してみる。
「今日さ、オレ達のサポートしてくれない?」
はい?
何で??
“オレ達”ってことは2人の相手をすること???
そんなの普通に考えて無理でしょ。
リボン、水色でしょ。
色、見えてる?
ルール理解できてる?
私には大輔さんがいるんだし!

「私、副社長専属サポーターなので、お相手は…」
とりあえず、穏便に済ませようと努力。
「うん、分かってるよ」
1人がそう答える。
分かってるならなぜそう言う?
「じゃあ、何で?」
「だって、副社長は最近出張で会社来てないって噂だし」
「オレ達としても如月さんが話さなければバレない」
「如月さんだって相手がいなくてうずうずしてるんじゃないの?」
2人して攻めてくる。

はぁ!?
そんなワケあるわけないでしょ!!!!
私は、いつだって大輔さん一筋。

「1回だけだし良いでしょ?」
「一緒に気持ち良くなろうよ」
どんどん攻めてくる2人組。
距離が近づいてきて怖い!
ど、どうしよう…。
大輔さん、助けて!
目をぎゅっとつむる。
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