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僕の彩芽
第7章 七
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近づいてくる足音にオロオロしたが、リビングのドアが開いて秋人さんとさくらさんが入ってくると、私はそちらへ視線を向ける。
「ポチ、朝食を食べておけ」
「あ、はい……」
紹介とかしないんだ。そうだよね……。
「さくら、来い」
「はぁ~い」
白いニットにミニスカート、黒のタイツを履いて、茶髪のさくらさん。顔は人形の様に可愛らしい。そんなさくらさんと秋人さんが寝室へ入っていくと、私はリビングで一人きりになった。
「……」
寝室で一体何をするつもりなんだろう。やっぱり、決まってますよね……。
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