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第1章 第一章　強引な彼にとらわれて

美奈が目を覚ますと圭吾は美奈の髪を優しく梳いているところだった。
そんな小さなことからも愛しさがこみ上げる
「身体痛くないか、、、？」
「うん、大丈夫だよ。」
「良かった。無理やりしたこともだけどもう一つ謝らないといけないことがあるんだ。」
「あの時キスとかそうゆう雰囲気じゃなかったこと知ってたんだ。
でもどうしても課長のこと諦めさせたくて、チャンスだと思って、、、」
「勘違いしないで。私は課長のことは憧れなだけで好きなわけじゃないのよ。ただ、課長の奥さんと私が仲良しでそれでよく話すだけよ」
「そうだったんだ、ずっと勘違いしてた、、、本当にごめん。」
「もう良いよ。悪いと思ってくれるならこれからは私の事大切にしてよね。」
「もちろんだよ、美奈。大好きだ」
「私も、大好きよ」

私が大好きといったことがよほどうれしいのかガッツポーズをする圭吾君。

一途でまじめだけど、強引な一面もある彼に実はずっと前から恋に落ちていたのかもしれない、、、