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真理恵の奇妙な日常
第1章 episode1
少し下校時間が遅れた真理恵は足早に駅に向かいました。
走るのも苦手な真理恵は、息を切らしながら何とか駆け込むように電車に乗り込みました。

真理恵(ハァハァ…何とか間に合った…)

真理恵が急ぐには訳がありました。
小柄な女性なら分かると思いますが、満員電車で吊り革に掴まると言う行為がとてもつらい。

真理恵は吊り革には掴まらずに、毎回四隅の壁のどこかに立つようにしてた。
角であれば出口も近く、急な電車の動きにも壁を押さえて耐えることが出来る。

椅子に座ると楽なのは真理恵も分かってた。
だが帰宅時の満員電車では、席に座ってしまうと目的地で降りる際に『降ります』と周りに声をかけて、他人をかき分けて降りなければならない。

目立つ事も苦手な真理恵は『降ります』と言うことも出来ず、また他の乗客を掻き分けて降りると言うのも出来なかった。
なので降りやすく乗りやすい四隅に乗ることが多かった。

いつものように角に向かって立ち、両手で壁を押さえた。
電車がゆっくりと動きだすと、真理恵は自然と電車の動きに抵抗するように力を入れた。

電車が動きだし暫くしてから、真理恵の普段と違う日常が始まった。
真理恵の「性能」が突如として開化した。

まだ力は弱いものの周囲の男性を狂わせる程の力はあった。
真理恵の首筋から仄かに甘い匂いがすると、周囲の男性は妙な気分に陥った。

街で見かけた飛びきりの良い女。
グラビアやアダルト雑誌で見た女優。
それらを見て「こいつヤりたいなぁ」と思った事はないだろうか?
叶わぬ願いだとしても「自分がお金持ちなら、そういったSランクの女をお金で自由に出来る。自分の性癖をぶちまけて玩具にしたい」と思った事はないだろうか?

勿論真理恵は5段回評価で、良いところ3な女。
いたって普通の女。
そう言う「あの女ヤりたいなぁ」と言う存在ではない。

ただ真理恵の性能が発動されると、それが一変する。
周囲の男性は真理恵から無意識放たれるに甘いに、周囲の男性はそわそわしだした。

真理恵との距離が離れてる男性は、何となくムラムラして「今晩嫁を抱くか…」とか「仕事帰りに風俗行くか…」なんて考えていた。

真理恵との距離が近ければ近いほどパフュームの効果は強くなっていく…
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