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痴漢野郎 スペシャル
第3章 濡れた仔犬ちゃん

俺が、あの女子高生と再会したのは、数ヶ月近く経ってからだった。

別に、朝の登校時間に、同じ電車で待ち伏せしていたのでもない。
俺が乗り込んだ電車に、たまたま、彼女も乗り合わせていたのである。

それは、休日の夕方の事だった。

その電車の車両は、そこそこに乗客が乗り込んでいた。

満員とまではいかないが、
座席に座れずに、立っている乗客もかなり多かった。

そんな乗客の一人に、彼女も混ざっていたのである。

今日は学校のある日じゃないので、彼女も私服だった。

しかし、その私服がけっこう意外だったのだ。

彼女は、黒い皮ジャンパーに、デニムの白いミニスカート、
と言ういでたちだったのである。

そんな少しヤンチャっぽい格好で、一人で行動していた彼女は、
やはり、電車の扉付近に立ち、
座席の方を向きながら、その仕切り棒に寄りかかっていたのだった。

あの気弱で、おとなしかった女生徒とは、
一見すると、別人に思えてしまうスタイルである。

だが、彼女を一度痴漢した俺には、一目で分かっちゃったのだ。

俺の観察力は、そこまで鋭かったのである。

そして、内気な少女のように見えた彼女だって、
心の奥では、悪っぽくなってみたいと言う願望もあったのかもしれない。

だから、普段着では、たまに思い切ってみて、
こんな大胆なチョイスで出歩いたりもしていたのかもしれないのである。
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