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痴漢野郎 スペシャル
第1章 淫らな通学電車
俺はさらに自分の体を彼女へと擦り付けながら、
いよいよ、痴漢行為を開始したのだった。

手を伸ばして、彼女の体をネチネチと触り始めたのだ。

彼女はモジモジするだけで、いっこうに抗わなかった。

こんな時、どうすればいいのかが、きっと分からないのである。

逃げても追いかけられると思ったのか、
諦めたかのように、彼女は立ち尽くしていた。

予想した以上に、理想的な痴漢被害者なのである。

周囲にいた乗客たちも、俺の痴漢行為には気付いていないようだった。

気付いたとしても、むやみにお節介を焼く正義漢なんて、まず居ない。

それに、俺だって痴漢のプロなのだ。

第三者に見られないように痴漢するテクニックは習得していたし、
その為に、まず痴漢ターゲットだって選んでいるのである。

そういう点では、この女子高生はかなりの大当たりなのだった。
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