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年下の男の子
第2章 L現る
 トロリと。
「おま……っ」
 唾液を流し込まれた。俺がそれを飲み込むのを待ってから、名残を惜しむように唇が離される。
「ぁ……」
 クソ。なんだこれ、喉が焼けるみたいだ。飲み込んだものが流れ落ちてく先からなにかが書き換えられてくみたいに胸がざわざわする。
 俺に男の唾液に反応する趣味はない。ないはずだ。だとしたらなんだ。こいつだから、なのか……?
「ね……Uさん。俺あなたに会いに来たんだよ」
 気づけばLの腰つきが変わってる。存在を刻み込むように、ガツン、ガツンと力強く振られてる。
 俺はその動きに、膣壁越しに擦り立てられるちんこよりもその動きが俺を犯してるんだってことを意識していた。体より先に、脳みそを。
 ━━先に? ははっ、やべぇじゃんこれ。あとから体も犯される準備できちゃってんの俺?
 わざと心の中で笑ってみるが、俺のほうが分が悪い。なんたって快楽主義者だ。さすがに厨房のころから自分が公衆便所で3Pするなんて思ってなかったわけで、同じ人間同士宗旨替えだって大した問題じゃないだろう。気持ちいいかどうかなんて、やってみなきゃわかんないし。
 俺が流されるか踏みとどまるか迷っているのを見越したように、Lが夢香ちゃんのまんこを掘る動きを止めた。
「抜くね」
「あぅっ……う!」
 小さな声での宣言と夢香ちゃんのうめき声に、俺はついおっぱい越しに下を見てしまう。と、ぶるん、と粘液で光るゴムに包まれたLのちんこが視界に現れた。さっきぶりに見たそいつは、いままで女を悦ばせてたってありありと語ってる。
 俺は無意識に夢香ちゃんのおっぱいを揉みながら、ため息をついていた。喉がひくんとした。そんな俺に見せつけるように、Lは腹につきそうに反り返ったビンビンのちんこを引っ張って、指を離す。俺の顔を見ながら。
 チャックの間から顔を出してるそいつは、よく見ると竿の毛が処理してあるみたいだった。つまり、こいつはそんだけセックスのこと考えてるってことだよな。背筋をゾクゾクっとしたものが走った。
 だめなんだ。ちんこが勃ってるときだけセックスのこと考えたんじゃ、極上のセックスなんてできやしない。俺はそう思ってる。日常的な物をなにか見たとき、誰かのなにげない反応を見たとき、そんなときにも『これなんかに使えるんじゃないか』って考えるくらいでないと、ちんこに支配されたセックスしかできない。
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