この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ビスカスくんの下ネタ日記(くすくす姫後日談サイドストーリー)
第16章 用法用量は大切です

「……あのー?」
「何だ?」
「お暇する前に、お聞きしてーことが有んですが」
「あ?俺にか?」

 サクナ様にも、聞きてーんですけどね。
 サクナ様だけにじゃ、無ぇんだよな。
 しかも、俺だけが聞きてー訳でも、無ぇんでさぁね。
 だから、こんだけ人が集まってる今、思い切って聞いとかねーと、一生聞けねぇかもしれねーんでさあ。

「サクナ様だけに聞きてーんじゃあ、無ぇんです」

 嫁の方に釘付けのサクナ様に言ったら、こっちを向いた。

「サクナ様と、スグリ様に聞きてぇ事なんでさあ」
「あ?スグリにもだぁ?」
「……え?私?」

 サクナ様の声で、嫁二人がこっちを向いた。
 俺ぁリュリュを手招きして、四人で長椅子に向かい合って座った。
 成り行きで、嫁同士が隣り合っている。なんでだよ!
 仕方ねー。とっとと話を切り出そう。

「あのですね?……ちっと、気になってる事が有りやして」
「気になってる事?」

 ウサギがきょとんとなさってる。
 危ねーですよ?ぽやーんとしてっと、肉食魔王に襲われますよ?
 ……あ。襲われたって良いんでしたね、失礼しやしたw

「スグリ様。ローゼル……に、酒を下さいましたよね?」
「えっ?!」

 俺以外の三人が、驚いた。
 そりゃ驚くわな、特に嫁二人はな。
 朝っぱらだか昼っぱらから、下ネタ的な話かよってな。
 俺も、非常に聞き辛え。
 けど、聞いとかねーと、落ち着かねえ。
 
「……ええ……」

 スグリ様と、それにリュリュも。
 二人同時に、真っ赤になった。
/141ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ