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抱かれる日々
第5章 捨てきれてなかった感情

"死ぬのが嫌ならば周りの人間
すべて殺してしまえ"
まただ...
また恐ろしい言葉が頭をよぎる
廊下で歩いてるとカタンッと誰かに肩がぶつかる
沢田さんか。
「大丈夫ですか?ボーっとして」
「あたしちゃんと笑えてましたか?
感じている顔してましたか?」
なんでこんな事聞いてるのだろう
「珍しいですね質問なんて。
ぎこちなかったけど僕には素敵な笑顔に見えましたよ」
もしかしたら笑えないじゃなく笑いたくないのかもしれないわね
「そうですか。失礼します」
そう言い部屋に入る
ーパタンー

