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白紙
第2章 夜の街



財布、洋服、…。

「あとは何がいるんだろう…」

みんななら家族の写真とか持って行くのかな。



「わたしにはないや」

少しの悔しさで、自分の小さい頃の写真を
一枚だけカバンにいれた。


布団に潜り込み、再び夜まで眠りについた。



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