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島人物語  
第5章 女の存在



その日




涼の車で一樹を大和君の病院に連れて行き・・・。


「まぁー・・・聞いたらやったの2回だっていうし、回数じゃないけど2カ月くらい治療すれば大丈夫じゃないかな(笑)」


大和のあっけらかんとした返答(笑)


「そんなもんなの???」


私が聞くと・・・。


「要は本人の意思だからさ、その後は本人がまた手を出すかどうかって話で??禁断症状とかは何か月間か我慢してって感じだよ(笑)」


へぇー・・・。


直ぐに蒼ちゃんが来てくれて・・・


一樹には蒼ちゃんが付き添ってくれることに・・・。


すると病室の方から蒼ちゃんが・・・。


「結ちゃん・・・ちょっといい???」


・・・・・。


私は大和君と涼の元から離れて・・・。


「どうしたの??一樹さん目覚めた???」


蒼ちゃんは少し考え・・・。



「あのさ・・・美佳ちゃんって・・・結ちゃんのお友達だったよね???」


???????


「なんで???」


「さっき、一樹さんが寝言で言ったから(笑)・・・美佳ちゃんって・・・・結ちゃんのお友達の美佳ちゃん???」


・・・・・・・。



一樹・・・。



やっぱまだ美佳の事・・・。



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