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第8章 昌也の接触

信号が青になると若者たちはまた車に乗り・・・。



瑞枝ちゃんは何とか右折・・・・。



「涼さんが警察署に逃げろって・・・・・」



えっ？？？



「警察署ッ？？？？」



私がビックリすると・・・



「(笑)・・・駐車場には入れるし・・・大丈夫・・・警察なら安心だし・・・・。」



でも・・・。


ただのナンパでこんなしつこいのかな・・・。


やっぱり何かがオカシイ・・・。



「はぁ・・・もう信号で止まりたくないなー・・・。」



瑞枝ちゃんは少し声を震わせて言った。



・・・・・・・。


凄い煽られながら私と瑞枝ちゃんが乗る小さな車は警察署の門をくぐった・・・・。


はぁ・・・。


駐車場に入ると・・・さっきまでの若者たちは入り口で止まり中には入っては来ない・・・。



すると・・・一人の警察官が近づいてきて・・・。


コンコン・・・。


げ・・・。



瑞枝ちゃんは窓を開け・・・・。



するとお巡りさんが・・・・。



「どうかされました？(笑)」


・・・・・・。



「あ・・・、すいませんっ！！あのーー・・・・」



なんて言えばいいのッ？？？


瑞枝ちゃんも少し困った様子(笑)



「あのっ・・気分悪くなってしまって・・・知り合いが迎えに来て下さるのでここで待ってもいいですか？」



・・・・(笑)