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島人物語  
第4章 正月の過ごし方~宮古島




那覇空港に着いたのは10時前・・・。



飛行機は10時半・・・。



涼と淳がチケットをみんなに配り私はそのチケットをジッと見つめた。


「せっかく来たのに達也さん見ないってッ(笑)(笑)」


健二と拓海は笑って言った。



達也は同級生と遊びたいからと言って旅行も不参加。


「どうせナンパナンパ(笑)」


半次がそう言うと・・・。


なんかさっきの涼あての電話が気になって仕方ない。



結局涼は電話に出なかったけど、空港に向かう途中運転席脇に置いてある電話は何度も着信のバイブが鳴っていた。



「結ちゃんッあっち着いたら何処行く???(笑)健二と拓海と淳と半次は海で遊ぶって言ってたけど優樹君もいるからうちらは別行動するッ???」



あー・・(笑)


「私ね行きたいとこあるんだ~ッ(笑)さっきネットで調べたのッ!!」


蒼ちゃんは笑って私の携帯を見て・・・。


「あ、いいねー(笑)涼さんにも言って淳たちとは別にしよ???」



・・・・・/////



「蒼ちゃんッ・・・・」



蒼ちゃんのTシャツを掴み・・・。



「涼は・・・海で遊びたいんじゃないかな???」



・・・・・。


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