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島人物語  
第4章 正月の過ごし方~宮古島




チラッと見ると淳たちと話しながら携帯を見ている涼を眺めた。


「えっ??(笑)何々、喧嘩???どうしたの??結ちゃんッ!!」


えっ・・・。


「あ、違くって・・・あの・・・私につき合わせたら悪いかなーって(笑)蒼ちゃんとか一樹さんがいてくれたら安心だしッ!!へへ(笑)(笑)」



それも全然違くって・・・。



本当は・・・涼が私に気を使って・・・。


私と一緒だから女の子と電話とか出来なかったりして、窮屈になってしまったり・・・。



・・・・。



とか??



「結ちゃん???・・・どうしたの??涼さんと一緒に居たいはずでしょ~??(笑)」


・・・・・///////



「でもほらっ、・・・ホテルで一緒に居れるしッ!!」



蒼ちゃんは私をジッと見つめ笑った。



「後で話は聞くから(笑)行こう~ッ・・・」



・・・・・・///////



涼に付いて沖縄に来たものの・・・。


何かがあった時、私はこの土地勘が無い場所で一人で生きていけるのかとかさっき考えてしまったの。



涼が高校時代北谷の街でどんな生活をしていたかも知らないし、交友関係も昨日会った人しか知らない。



女の子とか・・・。



遊ぶ相手だったかもしれないけど・・・。



さっき実感したの。



少し・・・。



不安・・・。




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