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第13章 家出

マンションを出てスーツケースを引き・・・歩いた。


時間はもう1時半過ぎ。


何処にも行く当てはなかった。


・・・・・・。

龍君の・・・。

マンション・・・。


龍君のマンションは歩くと20分くらい・・・。


・・・・・・。

思わず首を横に振った・・・。

ダメダメダメ・・・。


多分龍君なら起きてる・・・でも甘えちゃダメ・・・。


駅まで自力で歩きそこからタクシーに乗った・・・。


向かったのは職場近くのビジネスホテル。


なんとかシングルを一部屋確保し・・・。


深夜2時半・・・。


小さなベットに転がった。


バックに入れていた携帯を見ると・・・。


幸助からの着信が10件程・・・。


気付かなかった・・・。


「はぁ・・・。」


ずっとここに居るわけにもいかないし・・・。



明日仕事に行って・・・


明日は実家に帰ろうかな。