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第24章 大好きな人と２人で旅行

店を出ると・・・。


「やっぱ龍君目立つから(笑)・・・芸能人かと思われるね・・・。」


美晴ちゃんは少し寂しそうな顔をして言った。


「今のは美晴ちゃんが可愛いからそう言ったんだよ(笑)」


俺なんかそんな器じゃない(笑)

「でもー・・みんな龍君のこと見るもん・・・。私なんかが隣に居て大丈夫かな？？」


美晴ちゃんはいつも腕に絡みついてくるのにバックを両手で持ってそう言った。


(笑)


俺は美晴ちゃんのバックを引っ手繰って・・・。


美晴ちゃんの手を握った・・。


「美晴ちゃん、サービスエリアでも車に乗ってても男が美晴ちゃんの事見てるの気づかない？？？(笑)」


「えっ？？？」


やっぱ気づいてないかーー(笑)

「皆見るよ？？？(笑)俺は冷や冷やだけどねッ・・・」

今だって一緒に歩いてると・・・。

向こうから来る奴は大体皆美晴ちゃんを見る。


美晴ちゃんは急に、周りを見て・・・。


俺の顔を見ながら・・・。


「私何か変な格好してるかな？？？」


・・・・(笑)