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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第30章 夏の出来事



「ねぇねぇ、お姉さんたち何処から来たの??俺等は大宮から来たんだーーー(笑)」


埼玉・・・・(笑)

なんか分からないけどちょっと笑ってしまう私。

「あっ!今バカにした??(笑)ダサい玉―――!!とか思った??」

男は私の顔を見て言った。


やば・・・。

反応しちゃダメダメ!!


「もう直ぐこの子の彼氏がパラソル立に来てくれるから来る前に逃げた方が良いわよ??」

夏希はその男たちも見ずアイコスの煙を吐き言った。

「えっ?彼氏??(笑)彼氏海の家の人??って事は地元???」

う・・・。

私も下を向き携帯を見て龍に

『早くーーー』

とラインを打った。

「あっ!お姉さんライン交換しない?(笑)彼氏がいるなら彼氏がいない場所で今夜飲もうよ?」


私の前に居た男はそう言って私の横に腰掛けて海パンから携帯を出しそう言った。


げっ・・・近い・・・。


私は夏希の方に寄って・・・。


「そういうのしないんで・・・・。」


そう言った。



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