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甘ったれなブルー
第2章 幸せのブルー
高校を卒業してから僕と再会するまで紗羅に何があったのか、好きになった人はいるのか僕は知らない。きっと、とてもつらいことがあったのだと思う。平凡な家庭に生まれて平凡に大学を卒業して、ごく平凡に某家電メーカー に就職した僕には想像もつかないようなことが。

でも紗羅が自分から話さないなら僕から聞いたりしない。紗羅が嫌がることはしたくない。


腕の中で眠る沙羅に今夜も誓う。

きみのそばにいるよ。きみの涙が笑顔に変わるまで僕が涙を拭いてあげるからね、と。


眠っている紗羅をそっと抱きしめる。起こさないように頬に優しくキスをしたら涙の味がした。


ああそうか。今、分かった。

幸せは涙の味がするんだ。

ありがとう・・沙羅。
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