この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘ったれなブルー
第3章 ブルーは限りない愛に包まれ溶けていった
彼の広い胸と私の胸がくっついて、またさっきみたいにふたりの心臓の鼓動がひとつになる。
そして私は彼の背中に回した腕で、彼をぎゅっと抱きしめる。

いつも彼が私にしてくれるように・・。
そして私も彼に抱きしめられる。
私は彼の肩にキスをして・・しばらくふたりともじっとしている。

心の中を覗き込んでも哀しみは見つからない。
そこにあるのは優しい光を放つ幸せだけだ。

部屋の中は青い光が満ちている。
私は暖かくて安心して幸せで、そして・・眠くなってきた。
抱き合ったまま彼の耳元でささやく。

「私眠くなっちゃった。このまま寝ちゃっていいかな」
「いいよ」
「このまま抱いていてくれる?」
「うん」
「ありがとう。とっても幸せよ」
「僕もだよ。沙羅」

私は彼の温もりに抱かれて眠りに落ちた。
彼の「僕はずっとここにいるからね」という優しい声を聞きながら。



― 甘ったれのブルー 完 ―
/29ページ
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ