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甘ったれなブルー
第3章 ブルーは限りない愛に包まれ溶けていった
真夜中に目が覚めて耳を澄ます。誰かがどこかで泣いているような気がした。それはわたしの声だったのかもしれない。

でも今は何も聞こえない。

窓のカーテン越しに月の光が差し込んでいて、床に青い影を落としている。青い光は部屋の中もぼんやり照らしていて、見慣れた部屋を幻想的なもの見せている。

わたしはベッドに身を起こし、少しの間その青い光に見とれていた。

誰もいないのかと思うほどに静かだった。急に心配になり、わたしを抱いている彼の様子をうかがう。彼は静かに眠っていた。

大丈夫。彼はちゃんとここにいるから。

そう自分に言い聞かせて再びベッドに横になる。そして天井に反射している青い光を眺める。
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