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第4章 あとがき

辛くても身を切る思いでピリオドを打ち前に進む。人を成長させるのは、その人にとって最も大切な存在を失う体験であると聞いたことがあります。

肉親や親友、そして最愛の人。

人間的に成長を遂げても、それがはたして幸せなことなのか。わたしには分かりません。

でも、あの時の思い出に支えられ今までこうして生きてきた、あの時のあの人の言葉を笑顔を胸に抱いて、辛いことや悲しいことを乗り越えてきた、そんな経験はありませんか？

拙い文章ではありますが、この小説を読んで頂いた皆様の心に残るものがあれば幸いです。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。