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KOIBUMI
第8章 嫉妬



凛said



国仲君は私に・・・。



「上原がいるよ???(笑)行ったら?」


そう言って・・・行ってしまった。


振り返ると上原君は私から目をそらし外に出て行った・・・。


・・・・・・・。


私は直ぐにその後を追いかけ・・ホテルを出た。



「上原君ッ・・・待って!!」


走って行くと・・・上原君は脚を止めずこっちも見ず・・・。


・・・・・・?????


私は小走りで上原君を追いかけ腕を掴み・・・。


「ねっ・・何処行くの?待って???」



するとやっと足を止め・・・でも私の方は見ない・・・。



「アイツらに頼まれて・・・タバコ買いに行く!」



「コンビニ???」



上原君は私の方は全く見ないで・・・頷いた。



「お前は戻れよ、雨降るからー・・・。」


そう言ってまた歩き出した。



えっ・・待ってーー!!


私はまた追いかけて行って・・・・。



ホテルの前の道で上原君の腕をまた掴み・・・・。



「私も行きたいッ・・・」


そう言うと上原君は一旦足を止めやっと私を見た。



・・・・・・・。



「ウザい!・・戻れって!」


・・・・・・・。





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