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KOIBUMI
第22章 壁




凛said


淳と最後に逢ってから・・・。



1年近く。



ピピピピピ・・・・・・。


目覚ましの音と共に私は起き上がって・・・時計を止めた。


「はぁ・・・眠い・・・。」


テーブルに置いてあった一通の封筒。


・・・・・・。


来月だっけ・・・。


それは・・ナツと琢磨君の結婚式の招待状。


出席の返事を書いたものの全く何も考えていなかった。


はっ・・・。


私は慌てて着替えをし・・・。



はぁ~・・・。


今日も2時間しか寝れなかった。


顔を洗って軽く下地だけ塗り着替えをした。



マスクと帽子は必須。


マンションを出たのは5時過ぎ。


私は貴方と最後に逢ったあの日から・・・・。


休めていません。




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