この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
KOIBUMI
第24章 出口のないトンネル




マンションを出たのは30分後。



「はぁ・・・。」


今日は少しゆっくり寝れるって思ったんだけどな。


下に降りるとさっきのタクシーが同じ場所に止まっていて・・・・。


運転手さんが外で煙草を吸っていた。


「すいません、お待たせしてしまって・・・・。」


私が駆けよっていくと運転手さんはニッコリ笑って煙草を消した。


「もう大丈夫なの???(笑)」


・・・・・・。


「はい・・・(笑)」


タクシーに乗ると・・・



はぁ・・・。



あっ・・・・。



財布を出すと・・・。



ヤバい。


「あのっ・・・運転手さんッ・・・自宅に着いたら一回部屋にお金を取りに行ってもいいですか???」


2000円しかない・・・。


運転手さんはミラー越しに私を見て笑い・・・・。


「君~・・・前も何度か私の車に乗ったの覚えてる???(笑)」


??????


「え・・・・???ほっ・・・本当ですかッ???」


運転手さんはニッコリ笑って・・・。


「私にも娘が居るんだけどね、・・・・なんだか君を見ていると辛くなるな~って(笑)・・・・・」


・・・・・・・。


「毎回夜中に乗るし・・・何か疲れ切ってるしね・・・(笑)オジサンが君の父親だったら~・・・やりきれないよ(笑)」

・・・・・・・。



/506ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ