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KOIBUMI
第25章 助けてください



淳said



・・・・・・・・。



涼から思わぬことを言われた。



「え・・・・・。」



思わず言葉を詰まらせ・・・・。


何も言えなかった。


『淳??・・・・聞いてるか?』


・・・・・・・


「あ・・・、あぁ・・・聞いてる・・・。」


『まぁ・・詳しくはまた話そう・・。祐司にも言ってあるから祐司と話しても良いし・・・。』


そうか・・。


でも今の状況じゃ仕方ないのか。


「わかった・・・。とにかく今は・・・、アイツの事を片付ける。」


『結城が蓮見に逢えたならよろしく伝えてって言ってたぞ?』



・・・・・。



「分かった、言っとくよ・・・。」


そう言って電話を切った。


「はぁ・・・。」


ため息をつき寝室に行くと凛は寝息を立てて眠っていた。



凛・・・。


ごめんな・・・。



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