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KOIBUMI
第6章 大嫌いと公開処刑(笑)




「ちょっ・・・なぁ!!これどうしたら・・・」


上地君は私を追いかけながらそう言って来るッ!


「うるさい!!責任もって食べなさいよ!!」


上地君は一瞬立ち止まったがまた追いかけてきて・・・


「ぁあー・・・っ・・蓮見!!待てって・・・・ちょっ・・・!!!!」


両手にお弁当箱と雑誌を持ってまた私を追いかけてくる・・。



私が向かったのは・・・


問題児が集まるF組・・・。


「ぁあああーーーっ!!蓮見そこはまずいって!!!!」


勢いよくF組のドアを開けると・・・・


ギャーギャー騒いでたF組の男たちは一瞬にして黙ってこっちを見た。


奥の一番後ろに・・・上原君・・・。


何も気にしない素振りで雑誌を見ていた。


「蓮見っ!!・・・マジ謝るから・・・行こうぜっ???」


上地君は私の手を掴んだ。



「離してっ・・・・バカ!!!」


私は皆が見てくる中教室を入って・・・・・


上原君の前まで行った。


やっとこっちを見たと思ったら・・・・


真顔で・・・・


また下を見て雑誌を捲った・・・・



私の中で何かが切れた・・・・。




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