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ほのぼのした時間を
第8章 夏フェス

ステージに登ると、お客さんの大歓声と人数に圧倒された。
めっちゃ人居てるやん…
サブステージの倍くらいは居てるんちゃうか?

少し不安になって、メンバーをそれぞれ見ると、目配せして軽く頷いた。
「大丈夫や」と言ってくれてるようで安心した。

いつも通りにしてたらいける…
深呼吸してから、スタンドマイクを握った。

「Blue Eyesです!ここに来てくれた皆さん、少なくとも僕らに興味を持って来てくれた…ということで良いですか?」

「ワーーー!」

「それじゃ…お前ら全員メインに来たこと、後悔させやんからな!」

「ウオォォォ!!」

ーーーーーーー

「Blue Eyesでしたー!皆さんありがとうございましたー!!」
「「ワーーーッ!!」」

お客さんの歓声を背中に受けながら、ステージを後にする。
ステージ裏に戻ると、4人とも床にへたり込んだ。

暑いから普段のライブ並に体力使うな…
40分しかライブしてないのに、衣装も汗でビショビショ…



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