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第7章 君熱 ﾊﾚﾝﾁ兄さんの暴走

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照れ隠しで何気に続く操縦士ゴッコ


まだやるのか？…//


そう思いながら晴樹はノリを合わせた。

「今日のフライトはいかがでしたか…//」


「……//」


晴樹のセクハラな質問に苗は無言を決め込んだ。

「ノってやったんだから応えろよ…//」

「やだよっ…//」

喘ぎはしたが“気持ちいい”って言葉は聞いてない。晴樹は助手席の苗をつついて言葉をせがむ。

「なあ、なえ副操縦士…」

「……//」

「なえ…」


しつこい晴樹に苗はキッと顔を向けた──

「機長っ！国際線に搭乗したかと思ったら国内線でしたっ以上!!──」


「───…っ」


苗の辛口批評に晴樹は思わず目を見開いた。


「──…う、わ…お前ヒドすぎるッ…」


「ふんっ…//」


確かに気持ちは良かった…


だが苗はイッていない…



聞かなきゃよかったことをしつこくせがんだ晴樹に重い処罰が下っていた──。






ハレンチ兄さんの暴走…
返り討ち物語〜完