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第10章 天地 異国の姫と企み王子

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‥姫…いい子だ

薬が良く効いてるみたいだな――‥




その日──
月夜の晩に変態長の企みはとうとう実行に移された‥‥



やっと見つけ出した異国の姫君を前にして、ルイスは妖しく微笑するとぐっすりと眠り込む姫を抱き抱え自室のベッドに横たわらせる‥



ルイスは胸のポケットに忍ばせた小瓶を手にし、含み笑いを浮かべていた――


満貫堂の店主に薦められ購入した媚薬‥‥‥

飲み物に一滴入れればたちまちに眠りを誘い‥
一滴を身体に塗れば甘い痺れを促すと言う



『どんなに身持ちの堅い女性でもｺﾚを塗られたひにゃｱﾋｱﾋもんでさぁ！』

　　　　　　店主余談






ルイスはぐっすり眠る姫を舐めるように眺めると、身につけているドレスに手を伸ばした――



色白のキメ細かな肌は少しのアルコールのせいでうっすらと桃色に染まり、愛らしい唇は半開きに寝息を立てている


細いわりにボリュームのある膨らみにルイスはそっと手を忍ばせていた


柔らかい膨らみに直に触れ控え目な乳首を指先が捕える‥
そしてゆっくりと回転させるように転がし始めた…