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第11章 天地 神への誓い ﾛｲﾄﾞ&ｱﾙ

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粘度の高い濃いツユはロイドの指を求めるように絡み付いていた。



互いの吐息。そしてクチュクチュと溢れて濡れた音が教会の静かな空間に反響する。

「すごいなアル…っ…もう下着もびっしょりだ…帰りはどうするんだこんなに濡らして…」

「はあっ…んっ…だってロイドがっ…そんなしちゃっ…」

「俺のせい？…」

「……んっ…そうだよっ…ロイドがっ…そんなにっ…触っ…ああっ…」

「違うだろ……アルのせいだ…こんなに濡れるのはアルがイヤらしい証拠だろ？…」

ロイドは二本の指で熱い膣内の上壁を刺激した。

「ああっダメそれっ…イッッちゃうっ──!!」

その瞬間アルの腰が小刻みに浮いて揺れた。

アルの膣から溢れるツユに混ざり、サラサラとした液体がロイドの手首まで派手に濡らす。

「ほら、やっぱりイヤらしいのはアルの方だ…処女なのに潮まで噴いて…」

ロイドはアルの目の前でびしょ濡れになった手を揺らし雫を振り落とした。

「はあっ…っ…」

アルは呼吸を整えながら気が遠くなりそうな瞳でロイドを見つめた。