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第3章 イケナイ調教師(天地ｼﾘｰｽﾞ)

「あはっ、楽しい！」



…そうか？



やばいロイドの猛りは無邪気なアルの行いで熱を冷ます…

襲うに襲えないこの状況…


まずいな…なんかムードをつくらないとっ…//



せっかくのチャンスを前にして、ゆらゆら体を揺らされながら密かに焦るロイドにアルは明るく声を掛けた。


「はあっちょっと疲れちゃった…ねえ、シャワー浴びよ？」


――へっ！？


額の汗を拭い笑顔を見せるアルにロイドは目を見開く！


「ねえ、行こ？」


アルはロイドの手を引っ張り首を傾げた…


いきなりフロか!?…//


あれやこれやとムード創りを考えていたロイドは展開の早さに息を飲む。


大胆過ぎるアルの無邪気な誘惑…


ロイドは予想つかないアルの誘いに思いっきり顔が揺るんでいた


「はい」

「……？…なんだそれは？//」

ベッドに乗ったまま、アルはロイドの目の前でいきなり両手を上げると


「手が痛いの…お洋服脱がして」


「……脱がし!?…//」

…てって──

一体なにプレイだ!?




っ…ちょっと…

興奮するだろっ…//