この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
嘘やろ!?
第8章 スペアキー



朝から透に押さえ込まれていた。


「猿か!?アンタは!?」

「好きな女には猿んなって当たり前やろ?」


5年も経ったら、そんな気持ちは冷めてセックスレスになるんやで…。

そんな言葉を言いそうになる。


「朱音はしたくないんか?」


透が不安そうな顔をする。

やばい…。

そんな顔されたら罪悪感が襲って来るやん。


「そうやないけど…。」

「なら、なんやねん?」


太股に固くなった透が刺さって来る。


「なぁ…、透…。」

「なんやねん?」

「進路なんやけど…。」

「あほ…、萎える話をすんな。」


結局、透にキスで口を塞がれる。

透の手が胸を揉んで来る。

もう透に逆らう気もなくなる。

でも、透…、アンタとはちゃんとは話をせなあかん事がいっぱいあるんやで?


「大丈夫や。朱音が望むようにはしたるから。」


透が頬にキスをして囁く。

透の手はもう股間をまさぐり出してる。

私が望むから?

私が喜ぶから?

透…、透の将来なんやで?

ただ透に抱きつくようにしがみつくしか出来ない私を透が抱きしめて感じさせて来る。

指先が膣口に流れる愛液を拭う。

その指先がクリトリスを刺激する。


「ッンア…。」


感じてしまうともうどうにもならない。


「したいやろ?」

「1回だけやで…。」

「わかっとる。」


ニヤニヤとする透にムカつくのに…。

身体が熱くて堪らない。

外は雨の音がする。

完全に梅雨…。

こんな日はデートなんか出来ないから、このまま1日中透とベッドの中やな…。

青いシーツの水槽の中を絡み合いながら泳ぐ金魚の気分になる。

この幸せの水槽から出られない金魚…。

この水槽から出たら私は透と一緒には居られない立場になる。

それが悲しくて透から離れる事が出来ない1日を過ごした。


/333ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ