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夏だ!裏・裸島にようこそ!【改題】
第4章 急転!二百天使、降臨
ブー、ブー。
突然、携帯が震えた。電話が、かかってきた。
えっ?確か、この島、圏外のはずだが。
そう、島に船が近づいたころから、携帯が圏外になっていた。

「あ~、もしもし」
とりあえず、出た。
「ああーっ!ユウキさん!どこをほっつき歩いてるんですか?早く、事務所に来てくださいよ!」
突然、耳をつんざくようなキンキンと高い声。ルナちゃんの声、だった。
どこをほっつき歩いてるって、と言われても。
というか、ルナちゃん、いつの間に俺の携帯番号を知ったんだ?教えてないのに。
というか、俺、携帯を一度も体から離してないのに。

あ、そうだ。その事務所とやらに、一晩泊めてもらおう。
「あ、ルナちゃん。その事務所って、どこにあるの?」
「ユウキさん、今、どこですか?」
「いま、港の桟橋付近」
「それじゃ、そこから右のほうへ歩いて行ってください。少し歩くと、交番が見えます。その交番の角を左に曲がり…」

ルナちゃんのナビに従って、歩き出した。

そして、歩くこと10分。夏だけど、爽やかだ。洋上の島というのは、意外とこんな爽やかな夏なんだ。

<事務所>が、見えてきた。
というか…。
それは、まるで大学みたいな、建物群だった。3階建ての建物が、1,2,3…、ここから見えるだけでも全部で8棟、ある。
建物群の周囲は、高さ5メートルはあるだろう高いブロック塀で、囲まれている。
いったい、ここは何なんだ?

「ユウキさんーーーっ!」
ルナちゃんが呼ぶ声が、した。
そちらのほうを向くと、建物群のブロック塀に、門が開いていた。その前に、ルナちゃんが、立っていた。

「え?ル、ルナちゃん?」
俺は、息をのんだ。
そう、ルナちゃんは、なんと、上半身裸のパンティー下着姿だったので、ある。
ルナちゃんは、小学5年生で、背がちっちゃくて、細身。
でも、お乳は少し膨らんでいて、プルンとするくらいはある。
あ!いけない!
俺は、あわてて、ルナちゃんのお乳から顔をそむけた。もちろん、ルナちゃんの幼くてかわいいお乳をずっと見ていたい。でも、それは犯罪だ。ちらとなら見てもごまかせるが、ガン見してはダメだ。通報される!

「ユウキさん…、いえ、ユウくん~~~。わたしについてきて~~~」
ルナちゃんが、突然呼び方を変えてきた。
ユウくん…、と。
えっ?なぜ、俺の名を知ってるんだ?
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